
年齢が進むにつれて、時間のたつのが早くなるというのは、よくいわれることですよね。
ここへきて、今からの10年もとても大切だと感じられました。
そのあとの70代、80代、90代がほぼ傾向がきまっていってしまうと思うからです。
ある意味、若いうちは、やり直しに対して、それこそ体力的にも社会的にも挽回が可能です。
周りも後押しをしてくれる人も多いです。
年齢が進めば進むほど、それらのダメージからの挽回には時間と労力が多くなります。
60代からの10年、こんなふうに過ごせたら、後悔はないでしょう。
自分の幸せはもちろんです。
ただ、自分の行き方が、周りの若い世代への希望になるとしたら。
こんな貢献ができたら、素晴らしいと思いませんか?
- 1 毎日、一日一日を生ききる
- 2 好きなことをどんどんする
- 3 10年後の自分を頭に描きながら生きる
1毎日、一日一日を生ききる

今までの人生の積み重ね、貯金がものを言うともいわれます。
さて、それがある人は、どんどんさらに積み重ねていけばいいと思います。
ない人は、どうしよう。
今からでも遅くない。
一日一日を一生懸命自分のことを大切に生きる。
周りとの約束を果たしながら、周りも大切にして生きる。
その姿を見せるだけでも、周りの人の励みになっていると思います。
この3日間、「いくつになっても、『ずっとやりたかったことをやりなさい。』」の本に紹介されていた、起きたらすぐにノートに記入するモーニングページもいい方法でしょう。
また、睡眠、ウオーキング。
毎日、丁寧に、自分を大切にして一日一日を生きることが10年後、それが20年30年と関係してくるのだと思います。
2 好きなことをどんどんする
高齢になっても、できるだけ自分でそれも行きたいところへ行って、したいことをする。
それが、高齢者自身のためだけではなく、周りのひとへの大きな貢献になっています。
高齢者が元気で、楽しそうで、活動的だと、なぜ、貢献になるのか。
まずは、若い人たちが健康面で元気なのを見て安心すること。
それだけではなく、もっと大事なことがあります。
それは、若い人にとって、自分の将来が明るいものになるという、希望を与えることになるからです。
先行き不透明な社会に生きる若い世代。
その人たちへのエールになるのです。
それが、自分の親だったら、言うことなし!!
こんなに、自分の親は、年齢が高くなっても楽しそうに毎日を生きている。
毎日、発見があり、若い人たちとの交流もあり、ワクワクして生活している。
そうしたら、自分の未来にも希望が持てる!

こんなプレゼントってすてきじゃないですか!
3 10年後の自分を頭に描きながら生きる
最後に、貢献感をもちながら、自分も幸せになるために、このシミュレーションが必要です。
10年後、自分はどうしていたいのか。
子どものころ、大人になったらどうしていたい?ってよくきかれませんでしたか。
その時は、いまより大きくなって、知識も実績もどんどんつみあがっている。
今よりパワーアップしている自分を想像しました。
夢のようなワクワク感です。
60歳からの10年後の自分。
体力的には落ちていることは否めないです。
それでも、毎日のメンテナンスとアップデートで、若くきれいで、コミュニケーションをとり、話も楽しい。
積み重ねてきた経験と知識を若い世代の助けとして、分け合う。
同世代の人たちへも、私の持っているスキルと経験が役にたっている。
人格的に謙虚さはありながら、自分を支える芯のつよさを持つ。
将来にやってくる死への恐怖も、いろいろなリスク対策、身体的経済的社会的に備えているので、やることはやっているという安心感はある状態。

これが今、10年後なら、若い世代にも自分が生きていることがプレゼントになるのではないでしょうか。