なかなか自分実現したいワクワクする未来が思い浮かばない時、そんな時に必要なことを考えてみます。
- 1自分の体の調子は大丈夫?
- 2自分は心理的、身体的に安全なところにいる?
- 3自分の居場所をしっかりと感じられる?
- 4自分は敬意を払われている?自分に対しても敬意を払ってる?
この4つが満たされていないと、自分がなりたい姿や自分らしい人生が浮かんでこないのかもしれません。
この4つは、アブラハム・マズローの『欲求階層説』を表しています。
1自分の体の調子は大丈夫?
これは、生理的欲求です。
睡眠が足りているか、
運動ができているか、
栄養が摂れているか。
怪我はしていない?病気は?
生命維持の欲求と言われています。
体のメンテナンスはちゃんとできているでしょうか。
ものすごく歯が痛むとき、自分がワクワクする未来を思い描くというのは、なかなかできそうにありませんから。
早く寝ないと。
2自分は心理的、身体的に安全なところにいる?
生命の維持が保たれると、次にこの安全欲求がでてきます。
天災や戦争、犯罪のない生活を求めます。
警察や保険、などこの欲求が関わっています。
3自分の居場所をしっかりと感じられる?
生命の維持の欲求、安心安全の欲求が満たされました。
満たされタラ、次の欲求がでてきます。
人間関係の欲求です。
人間は社会的な動物と言われます。
ひとりで生きていくのではなく、たくさんの人と協力し合って初めて、生きていくことがきるのです。
グループに属し、仲間を求める、愛情を求める欲求です。
4自分は敬意を払われている?自分に対しても敬意を払ってる?
怪我も病気も心配はなく、健康を保つということもできています。
戦争もなく、天災もありません。
経済的にも心配はありません。
仲間と助け合い、また、愛する家族と暮らしています。
それが達成できたら、つぎです。
自分は周りから、敬意を払われたい。
自分も自分を誇りに思いたい。
それが、満たされたら、
いよいよ、自分のなりたい自分、自分らしい人生を実現したいというエネルギーが高まり、自己実現へむかうことができます。
それぞれの欲求は、どこまでも極めようと思えばできそうです。
その目安は、自己実現、つまりなりたい自分を目指す取り組みができるようになるまでだそうです。
参考図書:「コーチング脳」宮越大樹著