生きてきた全部が私の強みだった
コーチングプレイスの講座では、自分の強みについて考える時間があります。
私の強みはなんだろう。
今まで何十年も見て見ぬふりをしてすごしてきたんだなと思います。
この講座で、自分のことをメタ認知することができました。
社会の中の自分が、こんなふうだったのかと、大げさでなくて30年ぶりくらいに知りました。
一般的に、いわゆる能天気っていわれる人かもしれません、私。
夫もいつのまにか定年を2年後にむかえます。
2世帯住居で隣に住む両親のことも、ずっと元気で心配ないだろうと、現実離れしたふわっとした感覚をもっていました。
この3年で、30年くらいいた夢の国から、手を引っ張られて連れ戻されたような感じがします。
ここが現実の世界。
病はありますが、優しい穏やかな母。
仕事の合間に、庭の手入れや毎日の買い物を、自分のペースでこなしてくれる夫。
社会に出たばかりの娘。
もうすぐ巣立つ娘。
自分の家庭をもって歩んでいる娘。
今、
私の人生を生きる時がきました!
私は、家族の背骨みたいに大事な場所にいます。
そして、まだ、私は家庭以外、家族以外にも貢献できる人間でいたい。
生きてきたその人生全てが自分の強みになると、講座での気づきがありました。
憧れのあの人のようになりたいと精進してもいいし、また、自分のもっているものを極めて、他のことを目指す必要もないのかもしれません。
介護をしているということを、強みにしていこう。
子ばなれについても、それを強みにしていこう。
どちらも自分の厚みを広げてくれたものだから。
前とは違う自分。
まっすぐ前を向いて、不器用ながら進んでいこうと思います。