話を聞いてもらった経験はありますか。
もちろんあるという方が多いと思います。
途中で意見をはさまれないで、
感情的に反応されないで
自分の話の内容を否定されないで、
「つまり何が言いたいの?」なんて言われないで
「でも」、「しかし」という接続語で続く話で否定されないで
相手が話してほしい内容でなかったとしても。
最後まできいてもらったことはありますか。
途中で否定されることなく、さえぎられることなく話を聞いてもらえるということは、あなたの存在を認めてくれるということ。
自分の価値を認めてくれているということ。
逆に、話をきいてもらえない、話を否定されるということは、あなたは価値がないし存在も認めてもらっていないということ。
自分の話をきいてもらえないのだから、人の話も最後まで否定せずに聞くことはできない。
そんな負の連鎖のコミュニケーション。
特別なことでは無いようです。
ただ、今ここで、その負の連鎖を断ち切る方法があります。
それは、ただ、あなたが、人の話を最後の最後まで聞くことです。
自分が聞くだけで、
自分の話を相手が聞いてくれることがないのだから損だ、という人もいるかもしれません。
まず、自分が聞く、そこから変わってきます。
変えることができます。
参考図書
『こころの対話 25のルール』伊藤 守著で
(聞くことについて学んでいるとき、講座で紹介してくださった本です。ありがとうございます。)