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コーチング

自分の価値は、自分で

この人、私とは合わない!

この人は、私は好きじゃない。

そんなふうに感じた時、多くの場合が、共通点があるそうです。

それは、その人が、私の思うように私のことを評価してくれない時です。

私の思うように、私のことを取り扱ってくれない時です。

そういう時、人は、その相手を嫌いと思うそうです。

確かに。

人柄が悪い、嫌なことをされた、そういうこともあるでしょう。

私にも経験があります。

なぜかグループの中で自分だけ、覚えてくれない。

理不尽にも感じるくらい、自分のしたことを認めてくれなかった。

そういう時、嫌いだとかんじました。

自分のことが、自分が感じている以上にレベルを低く思われていて、そのように扱われている。

嫌いです。

ただ、その嫌いだと感じる人を少なくしていく方法もあるのです。

それは、自分の価値を自分で感じるという習慣が持てた時です。

自分が不当に低く評価され、そのように扱われて悲しみ、恨む。

それは、その相手の評価、相手の思いによって、自分が左右されているということです。

だから、相手が考えを改めない限り、自分の評価や扱いが変わらないということを意味しています。

つまり、軸が自分の中にあるのではなく、相手の中にあるということです。

相手が変わらない限り、自分の中の嫌いだと思う感情が変わらない、ということになります。

自分の感情なのに、自分ではどうすることもできなくて、相手が変わったらやっと自分のその感情も解消される、のです。

自分の感情なのに、です。

嫌いだと思う感情、確かにそこにある、と認めていく。

それも大事です。

ただ、そもそも、自分の価値は自分で決める、ということができていれば、相手がどう評価しようと、ゆらぎません。

嫌いだ!と思う感情もずいぶんなくなるのです。

自分が立派なのか、自分が良い人なのか、自分が一生懸命にいきているか、自分が好きなことに向かって努力を続けているか、

それを判断し、「うん、今日も好きな自分で生きることができたね!」と自分で納得して感じることができれば、

自分の価値は自分で決めているということになるのではないでしょうか。

そうしたら、少しずつ、「自分を自分に見あう評価をしてくれないから、嫌い!」と思うことがなくなってくるとおもうんです。

今日も、失敗はしたけれど、一日好きな自分で頑張ったね、って思えるようになったら、ちょっとずつ、嫌いに思っていた感情もへるんです。

自分に見合う評価をしてもらえなかった、その事実は事実として、受け入れる、

そういうことがあった、そして、「その人が嫌い」という気持ちもそのまま、自分の中にあると認める。

その上で、少しずつ、自分のことは自分で価値を置く、という練習をしていく。

そうしたら、恐れるものがどんどんなくなるように思います。