苦手な人っていますか?
ネガティブなイメージをつい持ってしまっている人。
ちょっと嫌いだったりもする。
大分嫌いだったりもする。
自分のことを評価してくれないって感じる人。
仕事だったり、どうしても相対する必要がある場合、淡々と伝達すればいいようです。
もし、自分の近しい人の場合。
例えば、ご近所さんだったり、親族だったり、家族だったり。
伊藤守さんの「こころの対話 25のルール」で、そんな近しい人の場合は、「何もしない」というのがいいそうです。
そこにも書かれていますが、なぜか、その苦手だったり嫌いだったりする人に、敢えて近寄る人が多いそうです。
そこには、「自分が傷ついたり、また、自分を卑下したり、そのことで生きている実感を味わおうとしているように」とありました。
それも、結構な割合で、その戦いに挑んでいく人がいるそうです。
なるほど、その戦いを挑む感じ、わかります。
勇気をだしてぶち当たったら、何かそこで解決したり、自分が頑張った感がでいっぱいになる、
そういうことを期待して挑むんだろうな。
私の娘は、「自分を傷つける人間には近づかない」、ということをしています。
私から見れば、「それは、あまりにも冷たいのではないか」って感じるくらい、徹底しています。
びっくりするくらいです。
そのかわりに、自分にとって大事な人や、自分を大切にしてくれた人には、とことん親切にし愛します。
親の私が教えたことは全然ないのに。
自分の人生を生きているなと感じます。
関わる環境や人を自分で選択しています。
どんな人と関わって生きていくのか。
有限な人生だから、自分にとって何が必要で、何が大切なのか。
また、どんな人と関わって生きていくのか。
今まですれ違ったすべての人のことが好きで、大切に密に関わる、なんてことは到底無理な話です。
それをしようとしているのか。
まずは、自分の感情を受け止める。
今、苦手だな、嫌いだなと感じる人に対して、敢えて仲良く頑張ろうとはしない。
そこから、してみようと思います。