大事なものが私には、たくさんあります。
自分について、家族について、仕事について、自分を取り巻く環境について。
どれにも全力を尽くそうと思う。
そうするとやっぱり限界がある事に気づきます。
そして、このことは、10年以上前から、何度も何度も教えて下さった、朗読の先生の言葉に重なると気づきました。
朗読のボランティアグループに15年程所属しています。(今は活動がコロナのため休止です)
90歳を越えられた俳優でもある先生から、このようなことをよく言われます。
｢全部立てると、全部死ぬ。｣と。
どういうことかというと、
朗読で文章の伝えたい大切な部分は、抑揚をつけてゆっくり表現します。
それがとても大切なコツなんです。
しかし、私たち生徒は、真面目に取り組めば取り組むほど、どの場所も大切に思えてくるのです。
そのため、文の多くの部分を抑揚たっぶりにゆっくり表現してしまいがちになります。
作品を大事にしようとして、全部を細かく考えて立ててしまうのです。
その時に、先生から、｢全部立てると、全部死ぬ。｣と毎回言われます。
私たちの人生もそうなんですね。
全部立てると全部ダメになる。
大事ものをまず1つ決めなさいと言われました。
その基準を設けるのが良いと。
1つだとしたら、私は、自分の心と体の健康でしょうか。
それが満たされたら、私の家族も安心するし、私の活力がみなぎってみんなにギブもできます。
そのために、何をやめて、何に時間を使うのか。
とにかく睡眠が1番大事だと今週、特に実感してます。
よく寝ていると、疲れ具合がちがうし、心も乱れにくい。
お昼寝もしなくてもいい。パフォーマンスが上がるのが分かります。
これは大事に。
それに、夜、次の日の予定を考えないようにして感謝日記を付けるというのが、とても心地よいです。
まずはこの3つを続けていこうと思います。
そのために、他のすべきことを段取りしてやっつける。
負けません！
