今日は、不幸にならないための、有責の人になるためにどんなことを気を付けたらいいのかを考えます。
勝間和代さんの『不幸になる生き方』を読んでいます。
- リスク管理
- 小さなリスクをとる練習
人生の幸福度は、リスクをどの程度、うまく管理できたかによるのだそうです。
3つのステップでリスクを考え、このステップを繰り返します。
私は、慎重な性格だと思っていましたが、こんなリスクについてキチンと考えながら行動してこなかったと思います。
その時のカンで結構決めて今まで生きていたように思います。
進学先や就職先、結婚もです。
ここまで、なんとか無事にこれたのは、そのカンもまあまあだったのかもしれません。
ただ、そのリスクをきちんと考えて行動していなかったので、自分でリスクをとるというのがとても怖いです。
ここで学んで、リスクをとれる有責の人になりたい。
残りの人生をしっかり責任をとりながら、幸せに暮らしていきたいと思っています。
リスク管理
三つのステップを繰り返すと、リスクを管理できるようになるそうです。
- リスクを洗い出す。しかし、リスクはゼロにはできないことを知る。
- リスクをとって得られるリターンが、十分かどうか考え、さらに自分のとれるリスクかどうか、質と量の観点から考える
- リスクの制御の方法を考え、実行中は今、起きている状況のモニターを怠らない
例えば、私が、自分の家をリフォームして、そこで介護の事業をすることを考えているとします。
①リスクを洗い出すと、
- 大きな出費がある。
- 親族に許可をもらう必要がある
- 介護施設にした場合、外からの出入り口等新たに考えると、家にダメージが出る。
- 働いてもらえる人がすぐ見つかるかどうかわからない。
- 介護施設の経営についてまなぶ必要がある
- 開業に向けて、必要な資格を持つ人を募集する
- 開業に向けて、必要なものを購入する
- コロナがまだまだ収束していないので、利用者や従事してくれる人があつまらないかもしれない 等
②リスクをとって得られるリターンが、十分かどうか考え、さらに自分のとれるリスクかどうか、質と量の観点から考える
リターンは
- 軌道にのれば、ある程度の収入が見込める
- 相続の対策として有効である
- 母も、自宅でプロの手を借りながら、余生を生きることができる
- 母だけでなく、利用者さんがよろこんでくれる。
- 利用者さんのご家族にも喜んでもらえる
- 働く職員の方々にも、働く場を提供できてうれしい 等
自分のとれるリスクがどうかは
- 開業資金は、大きなものになるので、そのリスクは大きい。
- 親族からの反対がありそうだ。それを説得できる計画を作る必要があるリスク。
- 利用者さんがこのコロナの中で、集まるかどうかのリスク。
- 職員募集をするリスク。
ここでは、とても大きなリスクを考える問題でした。
もっとすぐ私が今からできるレベルで、考えて実行していこうと思います。
小さなリスクをとる練習
ささいな小さなことからリスクをとる訓練をすることを続けていくことが大切だそうです。
そうすると、自分の行動で、自分の周りの環境が変わっていくということが当たり前になっていきます。
無力感から脱することができるようになります。
自分の少しづつの努力の積み重ねで、周りの環境が変わり、無力感から脱することができる。
また、さらに積極的に行動できる!
私の目指すところです。
その小さなリスクとは、いきつけのレストランで、「塩を醤油に変えてください」というレベルからで大丈夫だそうです。
私は、生きてきた年月が長い分、毎日毎日リスクをとることを積み重ねていくことが、結局有責の人への近道なのかもしれません。