一昨日に続き、
伊藤 守著「心の対話~25のルール」を読んでいます。
コミュニケーションが苦手だな。
あの人みたいにコミュニケーションがとれるといいな。
そんなふうに感じたことってありませんか。
コミュニケーションが得意な人、そうでない人。
何があると周りの人とコミュニケーションがうまくとれるようになるのか。
それは、ズバリ
安心感です。
安心感だけが人を動かします。
安心感を感じられる人に、いろいろな話ができますし、ほっとできて信頼できます。
その安心感が感じられる人になるには…
内面に不安を感じていない人ということになります。
自分の内面と、コミュニケーションがとれている状態です。
つまり、
自分の感情を伝えられる人です。
自分の感情を抑圧しないで伝える。
すぐにその場で感情を伝えます。
鏡の自分をみるように。
自分の感情は目には見えません。
自分のの感情を抑圧していると、目には見えないけれど、違和感は伝わるのです。
自分の感情を押し殺して伝えていないと、しぐさや声の調子、距離の取り方など、なんか変だなと相手に伝わります。
SNSでも、リアルに会っていないのに、伝わります。
その自分の不安感をなんとかしよう!とそちらを解決することが優先となってしまいます。
自分の不安解決に集中してしまうので、相手に対してウエルカムの安心感は出せない状況なのです。
そうすると、安心感は感じられない人になってしまいます。
安心感をたくさん感じられる人ほど、よりコミュニケーション能力が高くなるのです。
そのため、安心感を感じてもらうために、気を付けることは
1 感情を抑圧しないですぐ伝える。(伝え方は、相手の感情も自分の感情と同じように大事、と感じて行うこと)
2 自分の中に不安をかんじているなら、自分のその不安とじっくり向き合い、大事に丁寧に向き合うこと。(会話のキャッチボールを続けていくこと。)
安心感だけが、人を動かすことができます。
誰も、あなたの機嫌をとるために生れてきたのではないんです。
そこを読んだとき、ドキッとしました。
そんなことは小学生でもわかるように当たり前なのに。
ちゃんと私はしっかり考えているのだろうか。
また、自分が人に与えられるのは、人が私に望んでいるのは、安心感だけ。
安心感を感じてもらう。
それこそが、とても大事なことで、自分ができること。
難しいことはひとまず置いておいて、
家族や周りの人に、安心感を感じてもらえるようにする。
そのために、自分の中の不安をなくす。
そのために、自分の感情を抑圧しない。
安心感でいっぱいの世の中にしましょう!