目の前にいる人に安心感が持てたら、それは本当に幸せなことです。
なぜかというと
1 自分をもう、よく見せなくてもいいから
2 人間としての自分を、否定されないと分かるから
です。
ダメな自分でも受け入れてくれる。
本当に心強いです。
へたくそでも嫌われない。
かっこ悪くても嫌われない。
嫌な感情をもっても、そのときは仕方なかったんだよ、とうけいれてくれる。
そういう人がこの世に一人いてくれるだけで、今から頑張れる。
そう感じます。
逆に、そんなふうに甘やかされ、許されたから、人間はもっと堕落するのか。
あの時は悪く、本当にダメだから、何とかしろ!今からでも償え!と言わないと、その人はもっと悪くなるのか。
そうではないと思います。
ダメだった自分というのは、案外、人が思う以上に本人が一番そのダメさ加減が分かっています。
だから、取り繕うとしたり、見返そうとしたり、変に力が入って不自然になってしまうのだと思います。
これから会う人には、自分のダメだったところを隠さないといけない。
少しでもいいところを見せないと、人間としてやっていけない。
そんなふうに考えてしまうこともあります。
ダメなことはだれよりも本人が分かってるんです。
社会の仕組みは恐ろしいもので、きっとよくないことをしていると社会的または何かしらの制裁はうけているはず。
もうダメだしや制裁はいらない。
そのままに、上げもせず、下げもせず、受け入れてくれる聞いてくれる人がこの世にいてくれるとわかっただけで、もう大丈夫なんです。
きっと、次の新しい人生の一歩が踏み出せます。