ボランティアとは、一般的には「自発的な意志に基づき、他人や社会に貢献する行為」を指して、ボランティア活動と言われています。
活動の性格として、「自主性(主体性)」、「社会性(連帯性)」、「無償性(無給性)」等が挙げられます(厚生労働省)。
この中でも特に、「無償で働く」という意味合いが強いように思われます。
ボランティアを行うとき、大事なことがあります。
- 1 有償の仕事と差をつけて、ドタキャンなどしない。
- 2 誰かに、社会に貢献しているという目的意識を常にもてることのボランティアをする。
- 3 そこでの仲間を大切にする。
です。
1 有償の仕事と差をつけて、ドタキャンなどしない
いつもの人付き合いとも関連します。
仕事でないから、っていう言葉をきくこともよくあるんですよね。
結局は、約束を守る、ということに尽きるかなとも思います。
自分ができる、この時間なら参加できる、この仕事ならやれる、と約束をしたなら、それを簡単に反故にしないということです。
ボランティア活動も、自分と人との約束です。
また、お金は発生しないけれど仕事です。
2 誰かに、社会に貢献しているという目的意識を常にもてることのボランティアをする。
一回一回の活動は、大体は小さいものです。
それを定期的に続けていくことが大事かなと思います。
一年、2年、10年…、少しずつ周りがかわっていきます。
大事な考えを周りに広める。
要注意外来種のミシシッピアカミミガメについてです。
テレビの池干しの番組だったり、専門の教授のタレント性からも助けられて、多くの人がその存在について知るようになりました。
少しずつ、小学校へ環境の授業を行ったり、地元の川で生き物観察会を行ったりする。
大きな志を持った人がそばにいたら、その人を助けお手伝いをする活動もボランティア活動になります。
お金が発生しないことが前提であるから、余計に自分が時間と労力を使って活動する意義を、有償の仕事以上にしっかり確認しながら心にとめて行うことが大事です。
そして、その活動を行うことで、じぶんのがんばりがとてもうれしいです。
自己肯定感があがります。
3 そこでの仲間を大切にする。
何よりボランティア活動をしていて、自分のためになることは、そこでの仲間ができることです。
特にその活動の中心的存在である人は、自分の私利私欲で活動を始めたのでは全くありません。
そうであれば、ついていく人材がいません。
自分が進めていきたい強い考えがある人は、推し進めていくための仲間を探す。
自分がその中心人物ではない場合、自分が協力したいと思える内容と考えをもつその人を応援する。
また、公共の利益のために労働したくて自分の意志で集まってきた人たちは、それぞれに魅力的な存在です。
経済的にある程度余裕もあり、精神的にも余裕がある人が集まります。
そこでの仲間づくりは、本当に貴重な活動となります。
ボランティア活動をすることは、よりよい人間関係を作ることができることに繋がります。
収益をもたらす労働と、お金にすぐ結びつかないが公共の利益になる活動。
車の両輪だと思います。