勝間和代さんの『断る力』で、気になったところがありました。
☆努力=使った時間の配分量
というところです。
一日の時間は誰でも24時間と決まっています。
多数のことに努力をし続けることは無理で、2~3のことに集中して時間を使うこ都にしないと効率が悪くなります。
また、この勝間さんの考えの背景になっているのは、イネス・リグロン著『世界一の美女の創り方』に書かれていたことだそうです。
「世界一の美女になるためには、あらゆる時間を「美女になるために」費やさなければならない。」
すべての生活習慣・努力・行動において、ミス・ユニバースに向けてあらゆる時間を使っていくのです。
具体的には、普段でも1サイズ~2サイズ小さいサイズのパンツをはく、
精神面でも、通勤電車に乗っているとき中吊りの広告を見ている自分から、半年後にはその中吊りの広告に載っている自分を意識して生活するそうです。
つまり、平等に与えられた24時間という資源を、どのくらい集中して「配分」するかということになります。
努力というのは資産配分の問題になります。
誰でも平等に与えられている24時間。
時間が資産、というのも聞けば当たり前のようにも感じます。
資産という言葉からは、大きなものを私たちは持っている、それも生まれながらにして平等に。
自分はちゃんと活用できているのか、と思いました。
また、ここで、勝間さんは、
- 1 自分がそういった配分もしていないのに、他人を羨ましがっていてもしょうがない。
- 2 どの分野が得意か不得意かというのは、自分の時間配分の結果である。
と言われます。
これは、自分の過去からの積み重ねで、時間をどのように使ってきたかということなんですね。
環境のせい、才能のせい、生まれのせい、ではなくすべて自己責任。
少し厳しくてどっきりとしてしまいます。
ただ、今の今から、この時点でも平等に資産として与えられているこの時間を、どう配分するか、それは自分の自由に任せられています。
選択ができるのです。
20代30代、40代50代、60代70代でも。80代90代でも。
それが機能しやすい時というのはあるでしょう。
今も流れているし、積み重なっているし、今からのこの時間を、集中して配分する。
自分の責任で。
そうすると、
残された時間をどう使うか。
何に集中して使うのか。
考えて行動に移したいなと思います。