人にどう思われるかばかり気にしていたら、したいことができないってよく言います。
そんなことを言ったって、無人島でひとりで暮らしているのではないのだから、周りの人のことを考えますよね。
伊藤守さんは、こんなことをこの言葉のあとに書いています。
自分が「人にどう思われたいのか」
「どう思わせたいのか」をはっきりさせない限り、
「人にどう思われるだろうか」という恐れから、
解放されることはないでしょう。
「今日を楽しむための100の言葉」伊藤守 著
全部自分から始動することなんだと、感じました。
「人にどう思われるのだろう」ではなくて「どう思われたいのか」を自分で決める。
人からの印象で、自分の行動の方向を左右されるのは間違いだと感じました。
(人がどう思われているのだろう…考えるだけでも心配…)。
それも、その人その人で、その印象も変わってくるでしょう。
ある人は、OK!を出して賞賛の言葉をくれることもあるでしょう。
同じ状態の私を見てくれて、ある人は、ここを直すべき!というのかもしれません。
どちらも、その人その人の感じ方なので、正解も不正解も、その人たちの中ではどちらでもありません。
その人独自の感じ方なのですから。
また、「人からどう思われるだろうか」ということを気にしすぎてはだめだ!ということは、知識としてはよくわかっています。
しかし、恐ろしくてつい、考えずにはいられなくなるというのが、私にもよくわかります。
その恐れから解放される方法、それは、
「人にどう思われたいのか」
「人にどう思わせたいのか」をはっきりさせること。
自分自身をプロデュースするんですね。
セルフプロデュース!
あなたは、どんなふうに人から思われたいですか?
私はずっと人から「頭のいい切れ者の人間」…と思われたかったです。
頑張っていたのですが、やはり無理は聞きません。
今の私は、
「優しく、幸せに導く人」がいいな、と思います。
「外見はこざっぱりしていて清潔感のある人」
そして、「優しく、この人に話をしたいと思う人」
「癒しを与えてくれる人」
「約束を守り、いざというときは頼りになる人」
こんなふうに人から思われたいです。
あなたはどんなふうに人に思われたいですか。