辛いことがあったとき、
誰かに嫌なことを言われたとき、
そんな時、どうしますか。
自分に対して、聞きたくないような悪口や嫌味をずっと言われたとき、その時は、自分も反論を兼ねた悪口は言わないようにします。
無用な争いをしても、多分そんなときの相手は聞く耳を持たないのかもしれません。
我慢するのではなく、自分が悪口を言わないということを徹底するんです。
前に読んだ斎藤一人さんの本でありました。
我慢ではなく、修行だそうです。
そう、自分で選んで悪口を言わない修行をする。
七つの習慣での主体的に生きることになります。
反応は自分でえらんでいるのですから。
理不尽な物言いをされたとき、そうやってちょっとこちらも同じように悪口で言い返すということをしないのです。
そのまま、防御もなしにその悪口のシャワーを浴び続けるのが辛い時は、その場を離れてくださいね。
そして、もし、余裕がもてたら、こう自分に問いかけてみてください。
「何が、この人を、こんなに悪口を並べ立てるようにさせるのか。」
「何が、この人を、怒りでいっぱいにさせるのか。」と。
また、自分がその相手だったら、どんなふうに感じているのだろうかと。
どうでしょうか。
もしかして、突然、理不尽にも思える突然の怒りは、「周りの人がとても喜んでくれることを考えて、何日も行動してきたのに、それほど、感謝もされなかったから」かもしれません。
また、「自分の時間をたくさん使って、仕事で疲れている中、家族のためにさらに家事労働をしていた。それなのに、周りの人は当然といったようなふるまいだったから」
そんなことがあったのかもしれません。
相手も、何か報われない辛い思いがあって、そのように理不尽の行動に向かわせたと考えることもできるのです。
だから、もし、誰かに悪く自分のことを言われたとき、悪口の応酬をしないでくださいね。
悪口を言うと、自分も実は傷ついています。
相手に対して、悪いことを考え、ましてや恨むようなことがあるときは、自分をその分傷つけています。
そんな悪いことを考えたり言ったりする自分を、目の当たりにするのですから。
ふと暇になったとき、自分の心中で、反芻するように繰り返し相手への恨みのようなものを考えてしまうこともあるでしょう。
それは、経験してみたら分かりますが、自分にとって辛すぎます。
そう!悪口や嫌なことを言われたときは、言い返さない。
我慢はしないけれど、修行だと思って言い返さないチャレンジをしてみる。
何が、相手は不尽な言動に至らせたのかを考えてみる。
自分が相手だったら、何を感じているのだろうと考えてみる。
考えてもただ相手が理不尽なだけと感じ、辛いなら、距離をとる。
これで、きっと我慢せず、また、相手との人間関係もよくなるんだと思います。