冬季オリンピックが北京ではじまりました。
川村あんり選手がモーグル競技の後、インタビューで答えた言葉、それが心に刺さりました。
アスリートが最後に、「支えてくださった方に、感謝しかありません。」という言葉です。
たくさんのアスリートの方々から、コメントでこの言葉がでます。
社交辞令的に出た言葉では、決してないと私は感じました。
金メダル候補と言われ、注目をずっと浴びていたあんりさん。
結果は5位でしたが、素人の私は、もっと点数が上がってもいいのにと感じました。
あんりさんだけでなく多くのアスリートの人達は、10代の方も40からそれ以上の年齢の方も、まずは、支えてもらった人たちへの感謝の言葉をいいます。
自分の頑張りがまずはものすごく大きいにちがいないのに。
目的に向かって一生懸命努力をした時に、支えてくれた周りの人たちへの感謝の気持ちがあふれてくるのでは、と感じました。
たくさんのことを考えながら目的が定まらず、気持ちが不安定の場合は、周りに感謝するという気持ちがもてないのではないかなと、考えました。
やはり、進みたい目的を考える。
そして、それに向かって、行動する。
その時に、周りへの感謝の気持ちが出てくるのではないかと考えました。
また、あんりさんが、
「自分が頑張っている姿をみてもらうことで、そこから何か得てもらえたらうれしい」ということも話されていました。
その競技の時間だけでなく、そこから伝わってくるあまりにもたくさんの努力の時間があるのだろうということが伝わってきます。
努力をし続けた人からのメッセージは、
周りの人への感謝と、そして、ここまでの努力の道筋をあらわすこと。
年齢も過ごす場所も、これからの人生の生き方も、あんりさんとは多分全く違う私です。
しかし、17歳のあんりさんを尊敬するし、応援したいと思いました。
また、たくさんシンプルに目的にむかって進む大切さを学べて、私もそれを真似したいと思いました。