相手の言うことを否定せず、評価せず、耳も心も傾けて、相手の話を『聞く』ことです。
今日の勝間和代さんのサポートメールで、傾聴が、心理的安全な場所であるためには、いかに大事なことなのかが書かれていました。
傾聴が重要な理由として、相手が自分のことを認めていてその心をわかろうとしてるという明確なサイン、という表現がされていました。
今まで『こころの対話25のルール』などでも、コミュニケーションを改善しようと思ったら、まず、自分が、相手の話を傾聴する。
そこから始まるとありました。
また、自分の心の中に、以前に相手に認めてもらっていない未完了があるとき、それも、自分がまず相手の話を傾聴する。
自分の心のもやもやを無くすためには、今、目の前の相手の話を心を込めて聞くことから、始める。
相手の話をしっかり聞くというのは、相手のためにという感じがしますが、自分の心の安定を同時に図っています。
また、自分の話を聞いてくれたと感じる人は、きいてもらったことで、受け止めてもらって認めてもらえたという安心感をもちます。
その安心感で満たされたその空間では、心理的安全が確保されて、自由な本来の目的を達成するための発言や行動が加速されます。
傾聴を心掛けることで、個人の間での安心感がもたらされるだけでなく、その空間やチームでの心理的安全が確保されるのです。
話がかわりますが、母親だけは、この友達だけは、自分のことを認めてくれている!という話を聞くことがあります。
たぶん、その人たちは、「傾聴する」ということをいつも心掛けて、いや、それが当たり前なこととして生活をされているのではないでしょうか。
友達や家族に、悩みをきいてと言われたとき、することはただただ傾聴するということが求められているように思います。
プライベートだけではなく、心理的安全なチームのためにも「傾聴」が大事なのですね。