こんなふうになりたいなと思う高齢者の方々がいます。
どの方のキーワードも、「自立」です。
自分でできることは自分でする!という強い意志が、こちらまで伝わってきます。
- 1健康状態をこマメにチェックする
- 2自分でできることは自分でする
- 3ユーモアを忘れない
1健康状態をこマメにチェックする
体の不調を、きめ細かくチェックします。
自分の体のメンテナンスを、面倒くさがらずにきちんとされています。
定期健診や治療などです。
長年の積み重ねが大きいのだと思います。
お金ではないですが、健康も、複利で運用されている気がします。
そう、健康が何よりも大事。
そのために、睡眠、適度な運動、栄養を考えて生活をしています。
適度な運動も、日常の買い物や医者通いなど、バスに乗ったり歩いたりで、こなしています。
暑い日も寒い日も。
自分の体の状態をみながら加減して。
規則正しい生活リズムで生活しています。
2自分でできることは自分でする
買い物や医者への往復も、自分でできることは自分でしています。
もちろん、体への負担がない程度にです。
大変な時は、SOSが出せる環境の中にいます。
気持ち的に「自分のことは自分で」という強い気持ちをもって生活しています。
その強さに感動すら覚えます。
公共交通機関を使って、趣味の教室に通ったり、買い物へ出かけたりします。
自分の行きたいところへ自分で出かける。
年齢が若いときは当たり前のことですが、この『自分の行きたいところへ、自分で行く』ということが、高齢者の方にはすごく大事なことに感じます。
3ユーモアを忘れない
87歳にこの間なった義理の母ですが、面白くてたまりません。
85歳くらいのときから、「何歳って聞かれたら、90歳って答えてる」と言うんです。
おもしろいっておもいませんか?
実際にも、本当の年齢より若くは見られていると思いますが、楽しすぎます。
私たちは、やはり若く見られたいっておもってるからか、自分から、本当の年より上を言うことはないように思います。
まあ、年齢より下をいうことも、私はアイドルでないので言いませんが。
義母のそのユーモアにいつも楽しませてもらっています。
朗読グループで15年くらい一緒に練習した高齢者の方、4人の両親、たくさんの方からいいなあと思うことを勉強させてもらっています。
二人の父は今はおりません。
また、朗読グループの大好きだった高齢の2人のかたもこの2年の間に、亡くなられました。
寂しさでいっぱいですが、学ばせてもらったことを、活かしていきたいなと思います。