自分について、「これはできないよ」なんてすぐに、思い込んでいませんか。
誰か得意な人に仕事をお願いする、というのは生きていき上でとても大事なスキルであると思います。
ただ、自分はできないやー、ってすぐに人やお金に頼ってしまってはもったいないです。
案外、自分でできることってあります。
近くのホームセンターをのぞくと、女性でもDIYに気軽に取り組めるように、「みんなの工作室」というネーミングのところがありました。
そこは、工作室なので、資材を購入したら、そこで作業できます。
道具や器具が借りられます。
その他にも、DIYのハードルを下げられるように、いろいろなサービスがあるようです。
私の場合、築25年の家の修繕を少し試みてみました。
この3カ月ほど、頭を悩ましていた案件でもあります。
大事な柱に大きな穴が空いていました。
私には無理だ!そう思ってしまいました。
家族もお手上げ。
誰も無理という。
業者に頼むしかないか、と見積をとりました。
どれも、私たち家族が思うような修理でなく、値段も高い。
そうだ!ダメもとで工作感覚で私がやってみよう!とホームセンターに出かけました。
うんうん、補修材もいろいろあります。
何かおもったより簡単にできそう!
お試しも兼ねて補修材を買いました。
木材の補修で、パテを埋める作業です。
二つのクリーム状のものを混ぜて手でよくもみ込みます。
それを、補修部分にうまくはめ込めばOKでした。
1時間半くらいかかったけど、自分が望んでいた補修は、あと塗料で色付けをすればほぼ完了です。
なんだ!あの思い悩んだ日々はなんだったのだろう。
業者も、プロの目でみれば、私が思い悩んでいた部分は、全然大したことがないものなのでしょう。
だから、私たちが望むピンポイントの修理ではなく、壁紙などもっと広範囲の修繕が必要なものに目がいくのかもしれません。
2件の見積もりとも、私が気になっていた部分ではなくて、壁紙の補修ばかりはいっていたのでした。
また、折を見て、何年か先になるとは思いますが、壁紙のリフォームは業者さんにお願いすることにはなるとは思います。
プロの力を借りないと前に進めないことはたくさんあるとおもいますから。
今日のDIYの経験で、これからやってみたいなと思うことが増えました。
ちょこちょこ気になっている、塗装がはげている柱や家具、ドアノブの交換、これって私できそう。
今まで、自分はできないし、しなくていい、なんて思っていたのかもしれません。
自分の引き出しが一つ増えた感じがします。
決して、とても綺麗にできあがった!というわけでもないのですが。
私たちの家族の家だもん。
好きに暮らしていけばいいんです。
もちろん、プロのアドバイスはきくし、お願いもすることも増えてくると思います。
できることがどんどん増えていきそうでうれしいです。
結構、気づいていないだけで、チャレンジする勇気をださないだけで、あきらめていたことって多いのかもしれません。