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コーチング

試験前 つい部屋の片付けをしてしまう

学生の頃、試験勉強をしよう!と思った時、部屋の模様替えまでしてしまったという話をよく聞きます。

家事をする時でも、好きでない食後の後片付け、「よし、これはこの番組を観てゆったりしてからの方が効率がいい!」なんて言って後回し。

そんな時の対処法が『「後回し」にしない技術』に書かれています。

そんな時は、

①本当に大事なすべきことを考える。

②順番を変えてみる。

③すぐに大事な仕事にとりかかることができるように、準備をしておく。

ということをするとよいようです。

①本当に大事なすべきことを考える。

本当に大事なことは、試験も勉強だったり、食器の片付けだったり。

また、逃げて遅らせている事柄は、必ず自分がしなくてはいけないことだったりします。

他のことに逃げないで、大事なことに意識を集中ささせます。

②順番を変えてみる。

それは嫌で後回しにしたくなるけれど、必ず終了させることが必要なら、すぐにとりかかる。

そして、つい意識を持っていかれそうなことと順番を変えてみるのです。

例えば、試験前なので勉強をしなくてはならない。

部屋の模様替えがしたくなる。

そのときに、勉強にまずとりかかる。

そして、その合間に気分転換も兼ねて、小さいところ例えば引き出しの一つの整理をしてみる、など。

そうすれば、目標もぶれないし、気分転換の時間で、引き出しもすっきりする。

いいことばかりです。

意識散漫になりそうなときは、まず、順番を替えてみることがいいそうです。

③すぐに大事な仕事にとりかかることができるように、準備をしておく。

前日から、勉強にすぐとりかかることができるように、机の上を整えておくなど。

食器の片付けなら、食器を伏せるかごや食洗機の中を空っぽにしておく、などしておくとすぐ、片付けに入れます。

工夫一つで、しなくてはけないことから逃げないで、集中してやり遂げることができそうですね。

根性論で全部かたづけられそうですが、目標の再確認、予想される妨害になる事柄からとうまく折り合いをつける、事前準備の整理、これらのことで解決できそうです。

成功している人、自分のしたいことが出来ている人は、この必ずしなくてはいけないことを進んでやれるかどうか。

確かに、身近でどんどんチャレンジしながら成功を納めている人は、必ずしなくてはならないことは、すぐにとりかかっています。

返事も早いし、判断も早い。

おまけに、失敗しても大きな失敗であればあるほど、人のせいにはしないで自分で責任をとっているように感じます。

すぐに尊敬されるような立派な人に到達することは難しくても、少しずつ自分のなりたい自分に近づける方法であるように思います。

自分が必ずしなくてはならないこと、学生の時は勉強だったり、また、家事のこまごまとした毎日のことであったり。