つらいことが起こったとき、その時にただ落ち込むのではなくて、「この出来事はどんな意味を持つのか」って、考えられたら前に進んでいけます。
「Think Civility「礼儀正しさ」こそ最強の生存戦略である」に、無礼な人に狙われたときの対処法のところで、その思考の変換について書かれています。
無礼な人に振り回されるときだけでなく、逆境に陥ったときの対処法や考え方などとして、いろいろな場面で活かせると思いました。
自分になかなか自信が持てないと、また自分のしていることが役に立っているという思いが持てないと、このように、この出来事にも意味がある!と考えることが難しくなってくるようです。
ここでどのようにしたら状況が起った時、自分は大丈夫と思えるのか、自分はその逆境を糧にして前に進めるようになるのかを考えてみたいと思います。
逆境に負けない心を作るのに七つの方法がある、とこの本は教えてくれています。
今日は三つ紹介したいと思います!
まずは、過去の嫌な場面を反芻するように思い出さないことから始めます。
未来に目を向ける
1 目標を定め、進歩を実感する
目標をもって進んでいればそのことで自信が持て、嫌なことが起っても絶望的な思いをすることはないようです。
今、前に進んでいると実感できることで、気持ちが落ち込んでも早く回復できるようです。
2 自分を成長させてくれるものを見つける
新しいことを始めたり、何か少しでも人の役に立てることを始めることです。
今までよりほんの少しでも自分が成長しているということを、自分で実感できることを始めるのです。
この本の中では、例えば古いゴルフクラブを出してきて、それからゴルフを習い始めます。
すがすがしい景色の中、ゴルフで思いっきり打つ爽快さを味わうことで、嫌な気分も吹き飛んでいったそうです。
また、特定非営利法人などの幹部をするなど、人の役に立っていることを実感するというのもいいそうです。
そして、心のバランスが良くなり、無礼なふるまいをされてもうまく受け流すことができるようになったそうです。
何でもいいので新しく、自分を進歩させ、成長させてくれるものをみつけるとよいようです。
3 メンターの助けを得る
よき師をもつということです。
コーチングを受けるということも入ると思います。
客観的にみて、寄り添ってくれ、ときには厳しいフィードバックもある。
そのように自分のことを信じ、見守ってくれる人がいてくれることは、大きな力になります。
明日、残りの4つについて書こうと思います。