地元の10キロのマラソン大会で完走することを多くの場で話しました。
自分にプレッシャーをかけるためでもあります。
約束になりますから。
走ることをよくされる方々にとっては、10キロというのは、トレーニングの域なのではないでしょうか。
わたしにとっては、何とかやっとの距離です。
3年前に一度、チャレンジしていますが、運動自体できていない日々を送ってきていました。
3年前は、わりに3か月くらい前から、アプリを使って、ざっと計画をたてて取り組んでいました。
しかし、今年は、なかなかアプリもうまく使えませんでした。
心配なので、先月に1時間走るということをしましたが。
1時間かかって6キロ。
まだまだ4キロ足りません。
そうこうしているうちに、1週間前になりました。
1夜漬けならぬ一夜走り。
その週に朝5時起きをして、30分走るというのを2回しました。
それでも、今年は10キロは経験できてなかったです。
いよいよ本番を迎えました。
目標はとにかく完走!
昨日、よく走っている方に出場することを話したら、最悪ちょっと早めのウオーキングでも回収のバスにのせられないくらいの余裕のある制限時間だね、と言われました。
このマラソン大会は制限時間が緩めのようです。
それから、妹が途中の「7キロ付近で待ってるから」という連絡は、大きな応援になりました。
また、私のコーチとの約束があります。
3月13日に10キロを走ると約束したんです。
報告しないと、という責任のようなものを感じていました。
最後の2キロがきつかったです。
この脇道に入って休憩したい、家に帰りたいな、という気持ちもその最後の2キロで感じましたが、何とか頑張りました。
記録は、最初に飛ばした分、最後に少しダウンしましたがとにかく完走できました。
約束守れました!
自分との約束でもあります。
最後の辛い時に、「何のために私はここを走っているんだろう。」
「だれかにプラスになることでも、なんでもないのに」
「途中で棄権したって、だれもこまらない」
「私には、介護をしている、そのために走るのを中断しなくてはならなかった、といった逃げの口実もできる」
そんなことが頭に浮かんできたこともあった、最後の2キロでした。
このレースに出たって出なくたって、誰も困らないし、誰も迷惑にならない、なんということもないことなのです。
それらの感情に負けないで走ることができてよかったと思います。
それを支えてくれたのは、妹だったり、スタート会場まで送っていってくれた夫だったり。
走る前も、走った後も、電話するたびに、励まして応援してくれた母だったり。
そして、走ったことを報告する!と心にきめていたコーチの存在も大きかったです。
一つ大きな自信になりました!
応援してくださった方々、ありがとうございました。