今、改めて、勝間和代さんの『不幸になる生き方』に、目を通しています。
その本で、「なぜほとんどすべての自己啓発本というのは、『自分の人生の責任を取りましょう。それだけで人生が変わります。』ということをしつこいほど、繰り返し言うのでしょうか。」とあります。
「自立」とは、自分でリスクを管理し、リターンを得る立場を得ること。
その自律的な生き方に多くの人がたどり着けないから、ときいてなるほど、自立、自責というのはやはり難しいものなのだと思いました。
自分に起こってほしくないこと、思うような結果にならなかったこと、など、そのような時こそ、チャンスだそうです。
思いっきり、悩んで悩んで自分の力で悩みまくる。
自立できない場合は、周りを責めて終わってしまう。
それが試されているそうです。
他人に責任を転嫁させて気楽な気持ちでいるより、自分の責任だと考えて悩みぬくことが大事だそうです。
ここで、小さなリスクをとってチェンジすることを当たり前の感覚にすることが書かれています。
リスクをとる訓練=交渉する力、自分の行動で自分の環境が変わっていくということを当たり前にするのです。
まず、小さな約束を徹底的に守る。
次に迷ったときにはリスクの高い方を選ぶ。
日常のなかのリスクを点検し、リターンとの比較をしてみる。
信頼に足る人物だというシグナルを出す。
これらをしていくことで、有責、自立への道につながっていくのだそうです。
自分の人生は自分の責任。
自分がリスクをとって行動し、そのことで環境をよくしていく。
また、周りの人へも自分が人のせいにせず、行動できる信頼できる人ということをわかってもらい、生活していく。
それが幸せへの道なのですね。