勉強が手につかなくて、すぐ他の悩みごとに心が持っていかれそうになる。
集中できない。
そんな経験はありませんか。
勉強ではなくても、仕事、家事、論文、しなくてはいけないのに、手がつかない。
ふと、周りを見回すと、自分と同じような状況なのに、面倒に思われることをどんどん片づけていく人もいる。
その差は何でしょうか。
どうしたら、自分も、やろうと決めたことをできるようになるのか。
それは、切羽つまっているという、理由があるかどうかです。
本当に切羽詰まった状態のとき、ここで実行して到達しないと、明らかに自分は不幸な人生になっていくだろうと予想がつくとき。
そんな時は、泣きながらでも、嫌いな教科の教科書を開いて勉強を始めます。
今、泣けるくらい辛いけど、これをしないと、今泣いているよりずっと辛い自分の未来が見えてくるから。
また、泣きながらでもがんばったら、自分をステップアップでき、ワクワクの未来が手に入るかもしれないのです。
「後回し」にしない技術 イ・ミンギュ著を読んでいます。
受験など、明らかな切羽詰まった動機ならわかりやすいです。
その結果がそのまま自分にかかってくるのですから。
そうでないイメージがわきにくい時はどうしたらいいのでしょうか。
①切羽詰まった理由を具体的にイメージするのです。
ありありと、これを実行に移さないと、こんなに恐ろしいことが待ち受けるのだ!というくらい。
明日、ハロウィンですから、ちょうどいいのかもしれません。
次に
②行動を起こしたときにあらわれる、プラスのことを具体的にイメージするのです。
ワクワクの未来です。
そして、その未来から逆算して、行動の予定を立てます。
自分のしたいことをどんどん行動することで、成功を納めている人は、実は、切羽詰まったどうしようもない状況には実際には自分を置いていないそうです。
リアルな大変な状況になる前に、イメージだけで、もうすでに行動に移しているからです。
その恐ろしい状況になる、という切羽詰まったイメージをし、できたあとのプラスの効果もイメージ。
そして、早め早めに行動していくのです。
その動機付け。
動機づけに時間をとり、その行動の大切さを自分に分からせる。
行動をすべき理由を、もやもやっとでおわらせず、世間の常識だからといって終わらせず、そこをどんどん膨らませる。
そのあとで、アクションプランを立てる。
どうも、実行がなかなかできない、長続きしない、というとき、アクションプランばかり目がいき、計画を立てることに時間をとりがちです。
計画を立てることに満足し、そこで終わってしまうこともあるでしょう。
大事なのは、まず、やらないとこんな怖いことになる、自分が不幸になる、しないことで周りが不幸になるといった悪いイメージを膨らませる。
次に、行動したら、こんなに私はhappy!、周りの人もhappy!,いいことがいっぱいになる!だから頑張ろう!という二本立てで行きましょう!