『大人の女はどう働くか?~絶対にしっておくべき考え方、ふるまい方、装い方』ロイス・P・フランケル著の本を読んでいます。
ここで、自分のしたいことより、多くの場面で夫だったり子どもだったり、両親だったり、相手の都合を優先する、という女性について書かれています。
いつでも自分を後回しにするということがあったら、どうしてそうしているのかを考えてみるとよいです。
もちろん、そうすることが良い時もあります。
相手の都合を優先する方が楽だから、波風を立てたくないからというだけなら、改めた方がよいです。
女性は、多くの場合、公正で親切でいようとして、自分の要求を我慢したりしてしまうことがあります。
また、こうしてほしいというレベルを下げてしまうということもあります。
そのうち、自分には、選択肢が最初からないような気分になってしまいます。
その状況を作ったのは自分のその考えの積み重ねだということにも気づかなくなっていくのです。
そんな時には、このように考えていくとよいです。
- 自分には何が必要なのか、何がほしいのか、何がしたいのかを、毎日、または週に何度かきちんと把握しておこう
- 一日20分でも、自分のために何かしよう
- 交渉のしかたを勉強しよう
- 心から信じられるまで、「自分のニーズを叶えるのは我儘ではない」と自分に言い聞かせよう
女性の傾向として、自分の要求を後回しにするのに慣れてしまって、何がしたかったのか欲しかったのか、わからなくなってしまうこともあるそうです。
また、20分でも自分のための時間をつくってみる。
例えば、その20分で図書館によってみる、好きなカフェによる、大好きな友達と話をするなど何でもいいのです。
そして、交渉のしかたは本などでも学ぶことができます。
多くのことを要求する人が、結局は多くを得ることができるということが証明されているそうです。
スモールステップで少しずつでも、交渉して自分のしたいことほしいものを手に入れる。
それを続けていくことで、最終的には自分のしたいことをやり遂げられるということになるのです。
自分の要求を我慢したり、後回しにしたりすることばかりしていると、自分が何をしたいかほしいのかが分からなくなってくるのです。
麻痺してくる感じでしょうか。
交渉の仕方も、ただ単に得意な人、上手にできる性格の人、というくくりであきらめてしまうのではなくて、自分次第で変えていくことができます。
明日、まず、20分自分の好きなことをしてみてください。
交渉の仕方も学んでみましょう。
千里の道も一歩から。