私より20年近く若くて、私より20年分以上の人間力の幅がある、尊敬がやまないプロコーチのmiwaさん。
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元気が出ます。
「20年後のわたし、飛んでけ~~」という記事がありました。
私も、20年後の自分自身に目を向けてみました。
なかなか20年後の私が浮かびにくいです。
10年後、20年後の自分をしっかり思い浮かべられるようになるということも、今の私の目標です。
そして、そのときに気になったのが、時間に対する感覚です。
- 象の時間、ネズミの時間、そして人間の時間
- 私は、まだ現役時代でいたい
ゾウの時間、ネズミの時間、そしてヒトの時間
『時間』と聞いて、思い出したのが、「ゾウの時間、ネズミの時間」というお話です。
心臓が1回打つのにかかる時間、呼吸するのにかかる時間、それから寿命にしても、動物によって異なるそうです。
心臓が1回ドキンと打つ時間を心周期と呼びます。
ヒトの場合はおよそ1秒、ハツカネズミなどはものすごく速くて1分間に600回から700回です。
1回のドキンに0.1秒しかかからないそうです。
そしてゾウだと、1回のドキンに3秒かかるそうです。
本川先生によると、ハツカネズミ、ヒト、ゾウのように、体重が重くなるにつれて、比例してその心周期も時間が長くなるそうです。
つまり、体のサイズの大きい動物ほど、心周期だけでなく呼吸も筋肉の動きもゆっくりになっていくということです。
体重が10倍になるとその時間は1.8倍になるということがわかっているそうです。
30gのハツカネズミと3tのゾウを比べると、体重が10万倍違います。
それで、ゾウは、ネズミと比べて、時間は18倍も流れるのが遅くゆっくりになるという感覚だそうです。
おもしろい例えがしてあって、ネズミからゾウを見たら、ただドーンと突っ立っているだけで動かないのです。
また、ゾウからネズミを見たら、ピュッっといなくなるので、ネズミなんて果してこの世にいるのかどうかわからないという感覚なのかもしれないそうです。
本川先生は、いろんな動物の寿命を心周期で割ると、15億という数字が出るといいます。
つまり、哺乳類の心臓は一生の間に15億回打つという計算になるそうです。
ハツカネズミの寿命は2−3年、インドゾウは70年近くは生きます。
ゾウはネズミよりずっと長生きです。
ただ、心拍数を時間の単位として考える時、ゾウもネズミもまったく同じ長さだけ生きて死ぬことになるとかんがえられるそうです。
そこで、ヒトは15億回の心拍数から考えられる寿命は、26.3年だそうです。
哺乳類の一つという、生物の感覚だけで考えると、26.3年!
その後の人生の方が、平均寿命からいうと、ずっと長くなります。
私は、まだ現役時代でいたい
私は、子育てもほぼ終え、親の介護をになっています。
先ほどのヒトの生物としての寿命からいうと、もう倍以上生きています。
それでも私は、できれば、現役でいたいです。
年齢を重ねた今だからこそわかることがある、と思いたいです。
変に力が入って、若いものに負けたくない!というのとは違います。
今ここにいて居場所があるのは、これまでの成果だと思いたいです。
26.3年は終わったから、それからはおまけの命だから、社会のために人のためにと力強く言い切りたいです。
これは、もう少し先の近い将来にそれができるよう、まずは日々精進したいと思います。